# 米軍によるUFO目撃情報、500件超に増加=米政府報告書
## 未確認飛行現象(UAP)とは何か?
米国防総省は、空にはわれわれの知らない「何か」が存在すると公に認め、専門チームを立ち上げて本格的に調査している。その結果、米軍による未確認飛行物体(UFO)の目撃証言が、新たに数百件に上っていることが明らかになった。これらの物体は「未確認飛行現象(unidentified aerial phenomena、UAP)」と呼ばれているが、その正体は一体何なのだろうか?
## 目撃者たちの衝撃的な体験
2004年11月、西部カリフォルニア州サンディエゴの沖合で原子力空母ニミッツとともに訓練に参加していたイージス巡洋艦「プリンストン」の元乗組員ゲイリー・ボーヒースさんは、レーダーで3つから5つの不審な飛行物体を発見した。その物体は時速185キロで**浮かんで**おり、突然猛スピードで消えたり、高度8万フィート(約2万4000メートル)から海面まで数秒で一気に降下したりする不可思議な動きを見せた。
ボーヒースさんは自分の目で見たものを信じられなかったという。「あれだけのエネルギーと空気を一気に移動させれば、海面上では爆発が起こるはずですが、何も起こりませんでした。超音速の航空機が発生させるソニックブームも観測されませんでした」と彼は語る。
空母から派遣された戦闘機のパイロットたちも同様に、プロペラも翼もない15メートルほどの卵形の物体を目撃した。戦闘機の赤外線カメラが物体をとらえた映像が、国防総省によって公開されている。
## 国防総省が本格的に調査に乗り出す
この事件をきっかけに、国防総省はUFOに関する調査を本格化させた。2017年、クリントン政権とブッシュ政権で国防総省の情報機関を統括する高官を務めたクリス・メロンさんが、ボーヒースさんが遭遇した謎の飛行物体の映像を含む3本の動画をひそかに入手し、アメリカの新聞ニューヨーク・タイムズにリークした。
メロンさんは「私はアメリカの情報機関で20年間過ごしてきましたが、そこで謎の飛行物体が日常的にアメリカの領空や軍事制限空域を侵犯している事態を知るとともに、誰も何の対策もとっていないことに憤りを感じました」と話す。
その3年後、国防総省は映像を本物と認めたうえで、機密を解除し、正式に公開した。ほかの国の偵察機や未知の兵器などの可能性も含めて、再び調査に乗り出した。
国防総省はUFOを「UAP」と呼んでおり、「未確認飛行現象(unidentified aerial phenomena)」という用語は、「未確定飛行物体(unidentified flying object)」という用語よりも中立的であることから採用されている。
## 今後どうなる?
国防総省は連邦議会の要求を受けて、今月(6月)中にUAPに関するこれまでの分析結果などを盛り込んだ報告書を提出する予定だ。しかし、目撃されたものの一部にはどうしても説明のつかないものがあり、「性質がつかめず、帰属も分からない」とされている。
メロンさんは「なぜこんなことが起きたのか?中国かロシアの新兵器かもしれない。われわれは少なくとも起きていることを知る必要があります」と話す。
一方で、「地球外から来た宇宙人」という仮説も完全に否定されていない。国防総省は昨年、「全領域異常解決局(AARO)」というUFO専門チームを設立し、「地球外由来かもしれない」という可能性も含めてさまざまな角度から分析していく方針だ。
アメリカではUFOへの関心が高まっており、市民団体や研究者らは政府から真実を明らかにするよう求めている。しかし、真相解明まではまだ長い道のりと思われる。
日本のUFO目撃情報については、いくつかの事例が報告されています。例えば、
- 1956年、千葉県銚子市で、短冊のような銀色の金属片が空から降ってきたという¹。
- 2023年5月10日、沖縄県内上空の広い範囲で、火の玉のような光がゆっくりと移動する様子が目撃された。画像解析ソフトで調べたところ、中国が打ち上げたロケットとみられる²。
- 福島市では円錐形の山、千貫森(標高462メートル)付近で多くの目撃情報が寄せられ、「UFOの里」と呼ばれる。2022年6月に開所した「国際未確認飛行物体研究所」が1年間の調査結果を発表し、「極めてUFOの可能性が高い」とされる写真・動画4点を公開した。
- 1972年、高知市で小型UFOが捕獲されたという伝説がある。当時の目撃者や関係者の証言によると、直径約30センチメートルの金属製の球体で、中には回路や電池などが入っていたという。
これらは一部ですが、日本でもUFOに関する興味深い情報がありますね。👽
国際未確認飛行物体研究所とは?
国際未確認飛行物体研究所とは、日本におけるUFO研究の第一人者である荒井欣一氏が設立した「日本空飛ぶ円盤研究会」の意思を受け継ぎ、米国国防総省がUFOの存在を認めた今、世界中の未確認飛行物体目撃情報の調査、UFOとの遭遇への挑戦、UFOの基地ともいわれる千貫森の謎の解明するために2021年6月に福島市に開所した研究所です 。
研究所は、ミステリー雑誌「月刊ムー」の三上丈晴編集長が所長を務めており、UFOに関心のある勇気ある研究所会員を募集しています。会員には公式メンバーズカードや限定品グッズ、CIA機密文書などが送られます。
研究所は、UFOフェスティバルや宇宙人仮装パレードなどのイベントも開催しており、地域おこしや交流人口の拡大を目指しています 。
0 件のコメント:
コメントを投稿